このページはカタンをプレイしたことがない方、ルールを知らない方のための、カタンの入門編です。
最後まで読めば、大体の流れを把握してもらえると思います。
これからカタンを覚えたい方の手間がすこしでも省ければ幸いです。
ことはじめ †
カタンの目標 †
カタンの目標は、人より早くカタン島を開拓することです。正確には、
- 勝利条件
- カタン島を開拓して、一番最初に10点に到達すること
です。これだけでは意味が分からないと思うので、とりあえず忘れてもらって結構です。
「10点を目指せばいい」という点だけ覚えてください。
カタン島の作成 †
カタン島を実際に作ってみます。六角形のタイルを使用します。
タイルのうち陸地を表すものは以下の19枚です。

これを六角形に並べます。

さらに、海を表すタイルがありますので、

これを回りに並べます。

最後に陸地のタイルの上に一枚ずつ数字をあらわすチップを乗せます(砂漠を除く)。
これでカタン島の完成です。

陸地タイルの種類 †
陸地のタイルは6種類あります。産出される資源は5種類で、木、土、羊、麦、鉄です。
この他になにも産出されない砂漠があります。
砂漠以外のタイルからはそれぞれ、以下の資源が産出されます。
木
土
羊
麦
鉄
砂漠
これらの土地から得た資源を利用して、開拓をすすめていきます。
数字チップの種類 †
数字チップは2と12が一枚ずつ、
3〜6と8〜11が二枚ずつあります。
7はありません。
| 数字 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|
| 枚数 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | - | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 |
| 2D6の期待値(*36) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
2D6…六面ダイス(いわゆるサイコロ)2個。
タイルから資源を得る †
タイルの交点の部分には建物を置くことができます。
下図の場所に自分の建物が置いてあるとしましょう。

置いてあるだけでは資源を得ることができません。
各プレイヤは手番のはじめにサイコロ(6面ダイス)を二つ振るのですが、その合計がタイルの真ん中のチップの数字であるとき、その土地から資源が産出されたことになり、その資源のカードを得ます。
上の画像の場所に建物が置いてある時、サイコロ二つの合計が6の時、土のカードが手に入ります。4が出れば、鉄のカード、3なら麦のカードを得ることができます。他のプレイヤがその目を出した時にもカードは手に入ります。
それぞれのタイルで、以下のカードが手に入ります(資源を得ます)。
木カード
土カード
羊カード
麦カード
鉄カード
手札は常に相手から見えないように伏せてプレイします
(http://www3.capcom.co.jp/catan/whatscatan/rulebook.pdf - 細かなルールの補足 - より)
資源で建物を建てる †
入手した資源で新たに建物を建てたりできるようになります。
それに必要な資源は以下の通りです。
 | 土と木のカードを一枚ずつ支払うことで、道が建てられます。 道は、タイルの辺の部分に置くことができます。 自分の道や建物に隣接するようにだけ引くことができます。 他のプレイヤの開拓地をまたいで道を引くことはできません。海には道をひくことはできません。 自分の道は、盤上に15本まで |
開拓地 †
 | 5種類の資源のうち鉄を除く4種類のカード(木・土・羊・麦)を一枚ずつ支払うことで、開拓地が建てられます。 自分の引いた道の途中や、先端の、タイルの交点の部分に置くことができます。 開拓地(や街)同士は2以上離れてなければいけません。すでに開拓地(や街)が置かれている周りの交点には、開拓地(や街)は建築できないということです。
隣接するタイルで資源が産出された場合、資源を一枚得ます 自分の開拓地は、盤上に5つまで |
チャンスカード †
 | 羊・麦・鉄のカードを支払うことで、チャンスカードを得ます。チャンスカードには様々な効果を持つものがあります。 |
 | 麦x2、鉄x3を支払うことで、自分の開拓地を街に建て替えることができます。 隣接するタイルで資源が産出された場合、資源を二枚得ます 自分の街は、盤上に4つまで |
資源カードを得る他の方法 †
他にも資源を得る方法がいくつかあります。
順に説明します。
盗賊 †

手番にサイコロ二つ振って7が出た場合、振った人は盗賊を移動させます。
その時置かれていた場所と、砂漠以外の土地に盗賊を置き、
その土地の周りに開拓地か都市がある人のいずれかから、
手札の資源カードを一枚盗むことができます。
また、盗賊が置かれた土地では、別の場所に盗賊が移動するまで、
資源が産出されなくなります。
バースト †
(資源カードを得る方法ではないですが)
上記のように誰かが7を出した時点で、
手札の資源カードの枚数が8枚以上の人は、資源カードの半数(少数切捨て)を山に戻さなければいけません。
これをバーストと言います。
バーストで戻す手札は選択することができます。
チャンスカード †
チャンスカードには以下の種類があります。
手番の間、サイコロを振った後に持っているもののうち一枚だけ、
使用することができます。
ソルジャー・騎士カード †
 | Soldier( ソルジャー・騎士 ) 7を出した時と同じように、盗賊を移動させることができます。 手番中、サイコロを振る前にも使用できます。 |
収穫カード †
 | Year of Plenty( 収穫 ) 好きな資源カードを2枚を得ることができます。 |
独占カード †
 | Monopoly( 独占 ) カードをプレイして、資源を一種類指定します。 全員の持っている、その資源カードを奪って手札にできます |
街道カード †
 | Road Building( 街道 ) 資源を使わずに道を2本引けます |
得点カード †
 | Victory Point( 得点 ) 1ポイントの得点になります 手番中いつでも使用でき、他のカードとも併用できます。 公開するまでは得点とみなされません。 |
交換、港 †

手番中、サイコロを振った後、
自分が欲しい資源を、他の資源と交換することにより得ることができます。
港に開拓地や街が無い場合 †
同種4枚の資源カードと好きな1枚の資源カードを交換できます。
例) 土5枚を持っている→土4枚を木1枚と交換する。→土1枚と木1枚を支払って道を作る。
3:1港に開拓地や街を置いている場合 †
3:1と書かれた港のタイルに接すように開拓地、街が置いてある場合、

同種3枚の資源カードと好きな1枚の資源カードを交換できます。
( この効果は、港に開拓地を建てた手番には使えません。次の自分の手番から使用できます )
例) 木4枚を持っている→木3枚を土1枚と交換する。→土1枚と木1枚を支払って道を作る。
2:1港に開拓地や街を置いている場合 †
港には、2:1と書かれたものもあります。

それぞれ、木、土、羊、麦、鉄のアイコンが併記されています。
この港に接するように開拓地、街が置いてある場合、
その港で指定されている資源2枚を、好きな資源カードと交換できます
( この効果は、港に開拓地を建てた手番には使えません。次の自分の手番から使用できます )
交渉 †

手番中、建物を建てる前の時点ならば、
他の人に、資源カード同士を交換する交渉を持ちかけることができます。
相手プレイヤが同意すれば交換することができます。
交渉を持ちかけられるのは、手番のプレイヤだけです。
枚数や種類に制限はありませんが、0枚の交渉はできません
例)「土が欲しいのですが、木と交換してくれる人いませんか」
例)「道セット(土・木)を出すので、麦2枚出る人いませんか」
例)「(あいつは木が欲しそうだな……)木を出すので、鉄・羊一枚ずつでませんか」
得点の計算 †
カタンの得点についてです。
これらの得点を組み合わせて10点に最初に到達した人が勝利します。
建築物の得点 †
道…0点
開拓地…1点
都市…2点
チャンスカードのポイントカード…1点
最長交易路、最大騎士力 †
最大騎士力 †
最大騎士力…2点
チャンスカードのソルジャー・騎士を最初に3枚使用した人には「最大騎士力(騎士賞)」として、2点が与えられます。
誰かがこれを追い越して4枚の騎士を使用したら、その人に賞が移り点数は得られません。またその人を追い越して5枚の騎士を使用した人がいれば、その人に賞が移ります。
最終的には、3枚以上の最大騎士数に、最初に到達した人に与えられることになります。
最長交易路 †
最長交易路…2点
ひとふで書きで書ける最大の長さの道が、最初に5本に到達した人には「最長交易路(道賞)」として2点が与えられます。
最大騎士力の場合と同じように、これを超えて道を建築できる人がいたら、その人に賞が移ります。
最終的には、5本以上の一筆書きできる最長の道の長さに、最初に達した人に与えられることになります。
道の長さ7
道の長さ4
ゲームの流れ †
順番を決めて席に着きます。
いずれかの色を選択して自分の駒とします。
(道15本、開拓地5個、都市4個)
初期配置 †
決まった順に初期配置を行います。
初期配置では建築のコストはかかりません。
(というかこの時点では、資源カードを持っていません)
1番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
2番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
3番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
4番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
4番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
3番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
2番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
1番手の人が開拓地を置く。隣接する道を一本引く
4人が二つの開拓地と、それぞれに隣接する道を一本ずつ引くことになります。
また、二軒目に配置した周りの土地の表す資源カードを得ます。
手番のプレイの仕方 †
1番手の人から順に手番をプレイしていきます。
0・(ポイントカード、騎士カードを使いたければ使用)(任意)
↓
1・サイコロ二つを振る(必須)
↓
2a・出た目の土地の周りに開拓地がある人は資源を得る(全員・必須)
2b・7が出た場合
・8枚以上資源カードを持っている人はバースト。決められた枚数を捨てる(全員・必須)
・7を出した人は盗賊を動かす(必須)
・置いた周りに開拓地(街)があれば、そのプレイヤからカードを1枚奪える(任意)
↓
3・他のプレイヤと資源カード交換の交渉(任意)
↓
4・建物を建てたりカードを購入する(任意)
↓
5・手番終了
※1以降の好きなタイミングでチャンスカードを一枚使うことができます
※1以降の好きなタイミングで資源カード4枚と好きなカード1枚の交換ができます
(港を使用することもできます)
※港に建物を建てたそのターンでは、港の効果を使用することはできません
終了・勝利宣言 †
以上を繰り返し、10点に到達した時に、勝利宣言をすればその人の勝利です。
すでに9点を持っていて、ポイントカード一枚を伏せている場合、そのままでは10点とはみなされません。
手番にポイントカードを公開すれば、10点で勝利となります。
おわり †
少々細かく書きすぎましたが、
ここまでのことを網羅できれば実際にプレイすることができます。
プレイする他のプレイヤに迷惑にならない程度にルールを把握しておくことも大事ですが、
最初はうろ覚えでもドキュメント片手にプレイすれば、いっそう早く覚えられることでしょう。
それでは楽しいカタンライフを。
gla & hfa.
つっこみ †